神奈川県には、酒屋の一角で立ち飲みができる角打ちスタイルの店が数多く点在しています。
横浜や川崎を中心に、駅チカでサクッと飲める店から、郊外でゆったり酒と人とのつながりを味わえる店まで個性はさまざまです。
ここでは神奈川で角打ちを楽しみたい人向けに、代表的な店舗の特徴とエリアごとの楽しみ方、初めてでも気軽に回れるモデルコースを分かりやすく紹介します。
神奈川で角打ちを楽しむ厳選7店
このセクションでは、神奈川で角打ちを楽しめる代表的な7店舗をエリア別に紹介します。
いずれも駅からアクセスしやすく、ひとり飲みから友人とのちょい飲みまで幅広いシーンで利用しやすい店を中心にピックアップしています。
営業時間や雰囲気、予算感を把握しておくと、自分のスタイルに合う角打ちを選びやすくなります。
横浜 三河屋 CIAL横浜ANNEX店
横浜駅きた西口直結の商業施設内にある横浜三河屋のCIAL横浜ANNEX店は、老舗酒屋が手掛ける角打ちスタンドです。
冷蔵庫にずらりと並ぶ日本酒やクラフトビールを、その場で少量ずつ試せるテイスティングカウンターが魅力です。
駅ナカにありながら落ち着いた雰囲気で、買い物ついでや電車待ちの合間に一杯だけ楽しみたいときにも使いやすい店です。
| 名称 | 横浜 三河屋 CIAL横浜ANNEX店 |
|---|---|
| 特徴 | 老舗酒屋プロデュースの駅ナカ角打ちスタンド |
| 雰囲気 | 明るく入りやすいカウンター主体の立ち飲み |
| 料金目安 | 1,000〜2,000円前後 |
| アクセス | JR横浜駅きた西口から徒歩すぐ CIAL横浜ANNEX 3F |
| 住所 | 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-66-9 CIAL横浜ANNEX 3F |
キンパイ酒店
横浜駅東口側にあるキンパイ酒店は、昔ながらの雰囲気が残る角打ちスタイルの立ち飲み酒屋です。
瓶ビールや日本酒、焼酎などをリーズナブルに楽しめるほか、乾き物や缶詰といった気取らないつまみも揃っています。
カウンター越しに店主や常連さんと自然に会話が生まれやすく、昭和感のある酒場の空気を味わいたい人に向いています。
| 名称 | キンパイ酒店 |
|---|---|
| 特徴 | 横浜駅から近い昭和レトロな角打ち |
| 雰囲気 | 常連とビジネスマンが交わる立ち飲みカウンター |
| 料金目安 | 1,000円前後 |
| アクセス | JR横浜駅東口から徒歩数分 |
| 住所 | 神奈川県横浜市西区高島2-13-6 |
三国屋酒店
反町駅周辺で角打ちを楽しみたいときに候補となるのが、地元密着型の酒屋である三国屋酒店です。
日本酒や焼酎を中心に、店頭で購入したボトルをその場で楽しめるスタイルをとっている日もあります。
住宅地に近い立地のため、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり飲みたい人に向いた一軒です。
| 名称 | 三国屋酒店 |
|---|---|
| 特徴 | 地元客に愛される酒屋併設型の角打ち |
| 雰囲気 | 常連が多いアットホームな空気 |
| 料金目安 | 1,000〜2,000円前後 |
| アクセス | 東急東横線反町駅から徒歩数分 |
| 住所 | 神奈川県横浜市神奈川区広台太田町5-2 |
久保田酒店 カクウチクボタ
京急線と南武支線が交わる八丁畷駅近くの久保田酒店は、店内の一角を角打ちスペースとして開放している人気店です。
焼酎ハイボールや瓶ビールなどの定番から、日本酒、ワインまで幅広いラインナップを立ち飲みスタイルで楽しめます。
大きな冷蔵ショーケースと広めのスタンディングスペースがあり、ひとり飲みはもちろんグループでの利用でも居心地の良い空間です。
| 名称 | 久保田酒店 カクウチクボタ |
|---|---|
| 特徴 | 創業100年超の老舗酒屋が運営する角打ち |
| 雰囲気 | 明るく賑やかで会話が弾むスタンド |
| 料金目安 | 1,000〜2,000円前後 |
| アクセス | 京急線八丁畷駅から徒歩圏内 |
| 住所 | 神奈川県川崎市川崎区池田1-13-9 |
ふるまいや アトレ川崎店
川崎駅直結の商業施設内にあるふるまいやは、日本各地の地酒をテーマにしたショップ兼角打ちスペースです。
ショーケースから好みの銘柄を選んでグラスで味わえるほか、季節限定酒やイベントに合わせた提案も魅力です。
日本酒の利き酒感覚で少量ずつ飲み比べしたい人や、仕事帰りに軽く一杯だけ寄りたいビジネスパーソンに向いています。
| 名称 | ふるまいや アトレ川崎店 |
|---|---|
| 特徴 | 日本酒専門ショップ併設の角打ちカウンター |
| 雰囲気 | 駅ビル内の清潔感ある立ち飲みスペース |
| 料金目安 | 1,000〜2,000円前後 |
| アクセス | JR川崎駅直結 アトレ川崎内 |
| 住所 | 神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1 アトレ川崎内 |
地酒本舗 小島屋
登戸エリアの地酒本舗小島屋は、日本酒に特化した専門店で、店内での有料試飲が角打ち感覚で楽しめます。
常時多数の銘柄が揃っており、30ミリリットル単位など少量から味見できるため、日本酒の勉強をしたい人にもぴったりです。
店主に相談しながら好みの味わいを探せるので、家飲み用の一本を選ぶ前に試してみたいときにも役立ちます。
| 名称 | 地酒本舗 小島屋 |
|---|---|
| 特徴 | 日本酒の有料試飲が充実した専門店 |
| 雰囲気 | 日本酒好きが集まる落ち着いた空間 |
| 料金目安 | 1,000〜2,000円前後 |
| アクセス | 小田急線登戸駅から徒歩圏内 |
| 住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸新町362 エミネンス1F |
宮川酒店
足柄上郡中井町にある宮川酒店は、普段は酒屋として営業しつつ、新月や金曜日の夜に角打ちイベント「宮酒場」を開くスタイルが特徴です。
店内のカウンターでワインや日本酒、ビールなどを楽しめるほか、家庭的な料理や缶詰をつまみにゆったり過ごせます。
都心から少し足を伸ばして、ローカルな酒場文化とゆるやかな時間を味わいたい人におすすめの一軒です。
| 名称 | 宮川酒店 |
|---|---|
| 特徴 | 新月や金曜の夜に開く角打ちイベント |
| 雰囲気 | 田舎の実家のような温かさを感じる空間 |
| 料金目安 | 1,000〜2,000円前後 |
| アクセス | 東海道線二宮駅や小田急線秦野駅からバス利用 |
| 住所 | 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口693-10 |
角打ちの基本マナー
神奈川で角打ちデビューをする前に、知っておきたい基本的なルールやマナーを押さえておくと安心です。
一般的な居酒屋とはシステムが違う店も多いため、支払い方法や注文の流れを理解したうえで利用するとスムーズに楽しめます。
ここでは多くの角打ちで共通しているマナーを、初めての人にも分かりやすい形で整理します。
支払い方法
角打ちでは、キャッシュオンスタイルや前金制など、会計方法が店によって異なる場合があります。
初めての店では入店時や最初の注文時に、支払い方法をさりげなく確認しておくと戸惑いません。
現金のみ対応の店も少なくないため、小銭や千円札を多めに用意しておくとスムーズです。
- キャッシュオンでその場払い
- 最初にチケットを購入して利用
- 最後にまとめて会計
- 現金のみ対応の店舗も多い
注文の流れ
多くの角打ちでは、冷蔵庫から自分でボトルや缶を取り、カウンターで会計してから席に移動するスタイルが採用されています。
おつまみはレジ横のケースや棚から選ぶ方式の店もあり、商品に値札が付いているかどうかを確認してから手に取ると安心です。
混雑している時間帯は、長時間冷蔵庫の前を占有しないよう周囲に配慮しながら選ぶのがマナーです。
| 最初の一杯 | 冷蔵庫やメニューから1杯目を選んで会計 |
|---|---|
| おつまみ | レジ横や棚から好みの軽食を追加 |
| 追加注文 | 飲み切りそうになったら次の一杯を決める |
| 会計タイミング | キャッシュオンか退店時かを事前に確認 |
滞在時間の目安
角打ちは長居をする場所というより、短時間でさっと飲むスタイルが基本です。
混雑している時間帯は、一時間前後を目安に切り上げて次の店へ移動する意識を持つと、お互い気持ちよく利用できます。
ゆっくり楽しめる店でも、周囲の混み具合を見ながらグラスが空いている時間を長くし過ぎないよう気を配るとスマートです。
服装と荷物
立ち飲み主体の角打ちでは、両手が自由になるよう荷物をコンパクトにまとめておくと快適です。
大きなバックパックやキャリーバッグは足元のスペースを取るため、壁際に寄せるかコインロッカーを活用するのが無難です。
ドレスコードはほとんどありませんが、強い香水や汗ばむ季節の作業着など、周囲の人が気になりやすい要素には配慮したいところです。
神奈川の角打ちエリア別の特徴
神奈川の角打ちは、横浜や川崎などの都市部と、郊外エリアとでは雰囲気や客層が少し異なります。
自分がどんな過ごし方をしたいかによって、訪れるエリアを選ぶと満足度が高まります。
ここでは代表的なエリアごとの傾向を知り、角打ち巡りのプラン作りに役立てていきます。
横浜エリア
横浜エリアの角打ちは、駅ナカや駅近の商業施設内にある店が多く、アクセスの良さが大きな魅力です。
オフィスワーカーや買い物客が中心で、短時間で一杯だけ飲んで帰るような使い方が目立ちます。
観光客も多いため、角打ち初心者でも入りやすい雰囲気の店が揃っています。
- 駅直結で立ち寄りやすい立地
- 明るく清潔感のある店舗が多い
- 仕事帰りの一杯需要が中心
- 観光客や出張ビジネスマンも利用
川崎エリア
川崎エリアには、業務用卸を本業とする老舗酒屋が運営する角打ちが多く、酒の品揃えとコスパの良さが特徴です。
駅周辺には昼飲み可能な店もあり、休日の昼下がりからのんびりはしご酒を楽しむこともできます。
工場地帯に近いこともあり、地元の常連とサラリーマンが混ざり合う独特の空気感を味わえるエリアです。
| 代表的なエリア | 川崎駅周辺、八丁畷、登戸など |
|---|---|
| 客層 | 地元の常連と会社員が中心 |
| 利用シーン | 昼飲み、仕事帰り、一人飲み |
| 特徴 | 酒屋本業ならではの品揃えと価格 |
郊外エリア
中井町の宮川酒店のように、郊外エリアではイベント的に角打ち営業を行う店もあります。
都心部よりも時間の流れがゆっくりしており、酒と会話をじっくり楽しみたい人に向いた環境です。
電車とバスを乗り継ぐ必要があるため、帰りの時間をあらかじめ決めておくと安心して楽しめます。
観光との組み合わせ
横浜や川崎の角打ちは、観光やショッピングの合間に立ち寄れる立地が多いのも魅力です。
みなとみらい観光の帰りに横浜駅周辺の角打ちで一杯、川崎大師参拝のあとに川崎駅周辺で一杯といった楽しみ方もできます。
遠方から訪れる場合は、終電の時間を確認しつつ無理のないスケジュールで角打ちを組み込むのがおすすめです。
角打ちで楽しむ定番メニュー
角打ちでは、ドリンクもおつまみもシンプルながらおいしい定番メニューが中心です。
店ごとの特徴を理解しておくと、最初の一杯とつまみの組み合わせを決めやすくなります。
ここでは多くの角打ちで見かける代表的なドリンクとおつまみの例を整理します。
ビールとハイボール
多くの角打ちで一番人気なのが、瓶ビールや缶ビールと焼酎ベースのハイボールです。
瓶ごと提供されるスタイルが主流で、自分のペースで注ぎながら飲めるのが魅力です。
暑い季節や仕事帰りには、まずビールやハイボールで喉を潤してから日本酒やワインに移行する楽しみ方もよく見られます。
| 定番ビール | 大瓶や中瓶の国産ラガー |
|---|---|
| ハイボール | 焼酎ハイボールやウイスキーハイボール |
| 一杯の量 | グラス一杯または瓶一本 |
| 価格帯 | おおよそ数百円台が中心 |
日本酒
酒屋系の角打ちでは、日本各地の日本酒を少量ずつ試せるスタイルが定番になっています。
銘柄や温度帯の違いを比べたいときは、店主に相談して飲み比べに向いた組み合わせを提案してもらうのも良い方法です。
日本酒メインの店では、季節ごとの限定酒や地元の蔵の銘柄など、普通の居酒屋ではなかなか出会えない一本に出会えることもあります。
おつまみ
角打ちのおつまみは、乾き物や缶詰、簡単な惣菜が中心で、気軽に手に取りやすいラインナップが揃っています。
酒屋ならではの珍しい缶詰や、店オリジナルの小皿料理が用意されている場合もあり、つまみ目当てで通う常連も少なくありません。
少量ずついくつか組み合わせて、自分好みのペアリングを見つけていく楽しみ方もできます。
- ナッツや乾き物の盛り合わせ
- 缶詰や瓶詰のアテ
- チーズやハムの小皿
- 日替わりの家庭的なお惣菜
ノンアルコールドリンク
運転を控えている人やアルコールが得意でない人向けに、ノンアルコールビールやソフトドリンクを用意している角打ちも増えています。
グループで訪れる場合は、全員がアルコールを飲まなくても一緒に気軽な雰囲気を楽しめる点が魅力です。
ノンアルコールドリンクでもおつまみを頼める店が多いので、酒場の空気を味わいたいだけの人にも角打ちは開かれた場と言えます。
神奈川で角打ちを巡るモデルコース
神奈川の角打ちを効率よく楽しむには、エリアごとに店をまとめて回るモデルコースを考えておくと便利です。
ここでは横浜駅周辺、川崎駅周辺、郊外エリアをそれぞれ半日程度で楽しむイメージの回り方を紹介します。
終電や帰宅時間を意識しつつ、無理のないペースで角打ちを渡り歩くのがおすすめです。
横浜駅周辺コース
横浜駅周辺では、駅ナカの三河屋や駅東口のキンパイ酒店などを中心に、徒歩圏内で数軒の角打ちを巡ることができます。
まずはCIAL横浜ANNEX内の三河屋で一杯飲みながら、その日の気分に合う日本酒やビールを試してみると良いスタートになります。
その後、東口側のキンパイ酒店に移動して、昭和レトロな雰囲気の中でもう一杯楽しむ流れが定番です。
- 横浜駅到着後に三河屋でスタート
- 東口方面へ移動してキンパイ酒店へ
- 時間に余裕があれば反町方面へ足を延ばす
- 最後は横浜駅周辺で食事を追加
川崎駅周辺コース
川崎駅周辺コースでは、駅ビル内のふるまいやと、少し足を伸ばした八丁畷の久保田酒店を組み合わせるとバランスよく楽しめます。
まずは川崎駅直結のふるまいやで日本酒を飲み比べながら、その日の気分や好みを確認します。
その後、電車を利用して八丁畷方面へ向かい、久保田酒店の角打ちスペースで焼酎ハイボールや瓶ビールを楽しむ流れが定番です。
| スタート | JR川崎駅着後にアトレ川崎のふるまいやへ |
|---|---|
| 二軒目 | 京急線などで八丁畷へ移動し久保田酒店へ |
| 所要時間 | 移動を含めておおよそ半日程度 |
| 締め方 | 川崎駅周辺でラーメンや定食を追加 |
郊外に足を伸ばすコース
ゆったりとした時間を楽しみたいなら、宮川酒店など郊外エリアの角打ちイベントを軸にしたコースも魅力的です。
昼間は近隣の温泉や散策スポットを訪れ、夕方以降に宮酒場などの角打ちイベントに参加する流れで一日を組み立てられます。
帰りのバスや電車の本数が限られている場合もあるため、行きと帰りのルートや時刻表は事前に確認しておくと安心です。
神奈川の角打ち文化を気軽に体験しよう
神奈川の角打ちは、老舗酒屋が守ってきた酒文化と、現代的なスタンドスタイルが融合した魅力的な飲み場です。
横浜や川崎の駅チカ店なら、仕事帰りの短時間でも日本酒やビールの飲み比べを気軽に楽しめます。
郊外の店やイベント型の角打ちでは、ゆったりとした土地ならではの人とのつながりや、地元の味に出会えるのも大きな魅力です。
基本的なマナーや支払い方法を押さえたうえで、自分のライフスタイルに合った一軒を見つけ、神奈川ならではの角打ち文化を存分に味わってみてください。
